町田康『自分を憐れむ歌 テースト・オブ・苦虫7』

晴。
早朝出勤。今日は割と空き時間があったので、その間はもっぱら iPod で音楽を聴く。ジュリアードSQのハイドン・セットや、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラの演奏で、モーツァルト交響曲第三十八番など。
 帰宅後テレビで、太川さんと蛭子さんと女の子の、路線バス乗り継ぎの旅を(途中から)観てしまう。これ、ヤラセなしのハラハラドキドキ感がいつも面白いんだよね。東京から新潟までなんだが、三日目と最終日がどんでん返しの連続で、奇跡的に成功したのには驚かされた。アホらしいかもしれないが、ちょっと感動してしまいました。
 ちなみに、過去に放送された回は、You Tube に上がっているものがあります。ヒマな人は、「路線バス乗り継ぎの旅」で検索してみて下さい。呆れたことに、ウィキペディアまである(参照)。同好の士がいるんだなあ。

町田康『自分を憐れむ歌 テースト・オブ・苦虫7』読了。マンネリだが読みますよ。こういう下らなくて笑える本は好きだ。町田康は巫山戯て書いているわけだが、時には、巫山戯つつじつは怖ろしいほど真実を穿っていたりするし。小説ももっと読もう。


多くの人がいいと言っていて、自分にはよくわからないというものなど沢山あるが、音楽ではヒップホップがその筆頭。もちろん自分の感覚がおかしいのだろうが、どこがクールなのかわからない。現代音楽(例えばポピュラーなのでは、リゲティとか)の方がクールに聞こえてしまう。特に日本語のヒップホップは、歌詞がちょっと恥ずかしくて(ナルシシズム!)聴けないものが少なくない。まあ、これからも細々とは聴いてみるつもりではあるけれど。