晴れたり曇ったり。
 
NML で音楽を聴く。■シューベルトの「楽興の時」 D780 で、ピアノはダニエレ・ポリーニNML)。ダニエレはマウリツィオの息子。2022年の録音。このシューベルト・アルバムにはその他、マウリツィオのピアノ・ソナタ第十八番、マウリツィオとダニエレの「幻想曲 ヘ短調」の連弾が収められている。今年亡くなったマウリツィオにとっては最後の録音で、少しだけ聴いてみたが、マウリツィオ・ポリーニは最後まで壊れたままだったなと思った。

ショパンのバラード第一番 op.23、第二番 op.38、第三番 op.47、第四番 op.52 で、ピアノはアブデル・ラーマン・エル=バシャ(NMLCD)。ゴツゴツした、無骨なピアノだな。第二番と第四番、特に後者がよかった。きれいなピアニズムではないけれど、深みと独創性がある。エル=バシャ、それほど人気ピアニストってわけじゃないんだろうけど、また、出来栄えにムラはあるけれど、やっぱり一流だなと思う。■モーツァルトのディヴェルティメント ニ長調 K.136 で、演奏はウィーン八重奏団のメンバー(NML)。1パート一人の室内楽編成による演奏。モダン・オケによる編成で聴こうと思っていたのだが、ちょっと聴き始めたらそのすばらしさに止められなくなった。モーツァルト16歳のときの傑作で、無垢極まりない。汚れたおっさんが聴いていると、泣きそう。

 
昼飯は桜えびと(自家産)生姜の炊き込みご飯、キムチ入りかき混ぜ玉子、里芋の味噌汁、飛騨のすぐき(酸茎)の漬物(市販の)など。乾燥桜えび、ひさしぶりにスーパーにあったんだよね。
 
Ruby で遊ぶ。「関数型Ruby」について考える。
「関数型Ruby」の検索結果 - ( ꒪⌓꒪) ゆるよろ日記
自分でもちょっとまとめてみようかなと思ったり。Ruby はかなり関数型プログラミングっぽく書けるのだが、やっぱり基本的にはオブジェクト指向言語だよね。実際、「純粋オブジェクト指向言語」ともいわれたりする、制御構造以外、ほぼすべてがオブジェクトだから。でも、Array や Enumerable, Enumerator クラスのメソッドなど、うまく関数型プログラミングのエッセンスは取り入れていて、実用的にはそれで充分だし、さらにいえば、それで美しい。
 そこを、上のリンク先のように、どこまで(無理矢理)関数型っぽく書けるか、って挑戦はおもしろい。もっとも、何をして「関数型プログラミング」というかはむずかしいが。Ruby の産みの親のまつもとゆきひろさんが、Ruby関数型言語について、以下さすがにうまく簡潔にまとめておられる。
Rubyは関数型言語だと思いますか? - Quora
 
肉屋。しゃぶしゃぶ用豚ロース肉×2 は、ボーノポークというちょっと高いのを買ってきた。
スープ鍋料理にマロニーを入れるとおいしいことを思い出したので、日没後、近くのドラッグストアへ買いにいく。冷たい雨。