日曜日。曇。
午前中、ごろごろだらだら。
NML で音楽を聴く。■ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第一番 op.107 で、チェロはマルク・コッペイ、指揮はローレンス・フォスター、ポーランド国立放送交響楽団(NML)。よい。
- アーティスト:Shostakovich / Coppey / Foster
- 発売日: 2021/01/01
- メディア: CD
- アーティスト:Carter / Swiss Chamber Soloists
- 発売日: 2021/01/01
- メディア: CD
おやつにチーズケーキ。
■ベートーヴェンの交響曲第四番 op.60 で、指揮はジョン・エリオット・ガーディナー、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック(NML)。フレッシュで鮮烈なベートーヴェン。1993年の録音というからもう随分と前だが、わたしはこれまで気づかなかったね。いわゆる古楽オーケストラだが、18世紀オーケストラならぬ、「19世紀前半オーケストラ」というところなのだろうか。弦のアタックが鋭いのと、弦が薄めなので管楽器がよく聴こえるのが印象的だ。テンポも相当速く感じる。いってみれば、軽くてシャープなベートーヴェンというところだろうか。聴いていて楽しかった。
- アーティスト:Beethoven,Gardiner, John Eliot
- 発売日: 2010/03/30
- メディア: CD
日没前、散歩。
そのうち消滅する風景。
カワセミ。
風が冷たかったな。
図書館から借りてきた、ブレイディみかこ『ワイルドサイドをほっつき歩け』読了。といっても途中から1ページ5秒くらいで眺めただけ。おもしろくないことはないが、文章が解体されてしまって頭に入ってこない。俺も終わってるな。付録の第二章はまあまあおもしろかったので、多少つまみ読みした。たぶん、ふつうの人にはおもしろい本だと思います。
ワイルドサイドをほっつき歩け --ハマータウンのおっさんたち
- 作者:ブレイディみかこ
- 発売日: 2020/06/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
夜。
ロベール=ド=クラリ『コンスタンチノープル遠征記』を読む。フランスの下級騎士による第四回十字軍の記録。これはおもしろい。圧倒的な戦力をもっている筈のビザンツ帝国側が、臆病ゆえ少数のフランク人(?)たちに、ほとんど碌な戦いもせずに首都を占領されてしまうのである。文明による惰弱化というものはこれかとも思われる。クラリの記述に客観性があればであるが。