碧海寿広『鈴木大拙――世界の禅を生んだ男』

晴。六月か。
ようやく axis mundi が通って、常時回転できるようになってきた感じ。少しずつ恢復してるんだろう。
 
NMLで音楽を聴く。■モーツァルトのピアノ協奏曲第二十三番 K.488、第十九番 K.459 で、ピアノはジョン・オコーナー、指揮はチャールズ・マッケラス、スコットランド室内管弦楽団(NML)。1990年の録音。このコンビのモーツァルトは、2024年冬に(K.467, K.595, K.491を)聴いているみたい。
 ジョン・オコーナー(1947-、現在79歳)はアイルランドのピアニストだそう。
 いずれかといえばマッケラスを聴くべき演奏か。でも、ピアニストも悪くないんだよね。
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■モーツァルトの交響曲第六番 K.43、第五十五番 K.Anh.214、第七番 K.45 で、指揮はチャールズ・マッケラス、プラハ室内管弦楽団(NMLCD)。
 
スーパー。嗅覚がすごく鋭敏になっている。まるで妊娠中だと老母が笑う。
なんにせよしんどい。店員に粘着しているじいさんが気になってしまう。
 

マンデビラ、昨日庭にて。
 
昼。
恐ろしく下品な顔であり、これが日々世界中に報道されるそれだけで、世界が悪化するのではないかと思ってしまう。耳の尖った、まさしく悪魔を彷彿させる顔をした奴もいるな。やっていることは、悪魔がむしろかわいく思えるほどの非道さだ。
 
碧海寿広『鈴木大拙――世界の禅を生んだ男』(2026)を読了。若い学者(?今年45歳)による、なかなかおもしろい本だった。最初はニセモノ(わたしもニセモノである)かと思ったのだが、知的な学問的アプローチもここまでできれば、大したものだと思い直した。先日読んだ竹村牧男『鈴木大拙』は深い智慧をもって書かれた本だったが、本書は(科学的な)学問的成果だ。いずれかといわれればもちろん前者を採るが、本書も悪くない。
 いまや、鈴木大拙批判は枚挙に暇がないのだな。大拙の否定。しかし、じつは大拙はいまでも「生きて」いるし、これからも(我々が返り見るかぎり)生きて汲み続けられるであろう。禅は生命の躍動そのものといっていい。いま、抽象概念によって論理体系化された人類の思考は、ピチピチとした生命の躍動を失いつつあるが、ね。

 
夜、早寝。