こともなし

曇。

大垣。

www.huffingtonpost.jp僕はこの決定に反対です。著作権の侵害はよくないことですが、いくらなんでもこれはやりすぎ。著作権保護にはまた別の方法があると思います。僕はむやみにインターネット上において国家権力の伸長を許すべきではないという立場です。インターネットこそが現実である現在、インターネットにおける国家権力は慎重に扱われねばなりません。このままだと、警察による「逮捕の濫用」、いわゆる警察の「やりすぎ」がこれまで以上に容易になります。自分はそれはよくないと考えます。


NML で音楽を聴く。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第三番 op.18-3 で、演奏はクァルテット・エクセルシオNMLCD)。
 
obelisk2.hatenablog.comたまたま過去記事を見たら、初めて『たのしいRuby』を読んだ記録が出てきてなつかしかった。そうそう、最初は Perl から始めたのだよね。もう Ruby を使い始めてから丸四年以上経ったのだな。Ruby は大好きになって、いまでは Ruby でプログラミングをしたいからそのためにわざわざ題材を探すまでになった。また、初級者にしてはそこそこ書けるようにはなってきたと思う。Ruby 好きすぎるのだけれど、他の言語も少しづつやっていきたい。いろんな言語を使うと、いろんなコードの書き方ができるようになるので。いまは競プロ(競技プログラミング)をやって(参照)、本でいろいろ覚えたアルゴリズムを実地に使ってみるのが楽しい。


珈琲工房ひぐち北一色店。青柳いづみこさんの日記本を読み継ぐ。文筆家としてブレイクされる以前から文章を書きたくて仕方がなかったという話が本書に出てくるが、そりゃこれだけうまい文章を書く力があるのなら、書きたくなって当然ですよ。本書収録の日記でも、その頃は既に大変多忙なのに、自分のウェブサイトでこんな長い日記を書いておられるくらいだし。おもしろくてどんどん読んでしまう。クラシックのピアニストが、初めてジャズの演奏会に行く話など、なるほどと自分にもよくわかる気がした。ジャズは即興だといっても慣れてくると結局はパターンだとか、楽器(特にピアノ)の弾き方がクラシックほど突き詰められておらず、つまりは楽器の能力が充分に引き出されていないのが気になるとか、わたしもついそうそうと思ってしまうことが書いてある。はっきりいってかなり辛口だけれど、サプライズで日本人トップクラスのジャズプレイヤーが飛び入りしてくると、やはりすごいもんだとか。ジャズはクラシックとはリズムの作り方がだいぶちがうことが、クラシック音楽家の観点から書いてあっておもしろい。もちろん、それでジャズがクラシックに劣るとか、そういう話にはまったくなっていません。ところで、本書にもあるとおり、クラシックでも昔はかなり即興だったのだよね。モーツァルトは自分の曲を一度たりとも同じように弾いたことはなかったというのが自慢だったし。ショパンは即興で弾きながら楽譜に定着させたのであって、いまでは誰でも同じように弾くのだけれどいかにも即興っぽい部分がたくさんある。ベートーヴェンすら、そういうところが皆無ではない。実際、ベートーヴェンの同時代人で、ベートーヴェンは即興演奏の方がすごかったという人もいたくらい。だから、即興演奏はジャズに限ったものではないのだよね。というくらいは誰でも知っているか。

ショーソンのヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 op.21 で、ヴァイオリンはアンドレス・カルデネス、ピアノはエリザベス・プリジェン、ヴェガ四重奏団(NML)。「協奏曲」とあるが、実際は室内楽である。ピアノ六重奏曲とでもいうか。それほど録音が多い曲ではないけれど、極美の名曲であり、そもそもショーソンという人は真のマイナーだった。正直言って自分はショーソンの射程をもっていない。ショーソンはじつに独特の幸福感をもった曲を作った人であり、早世が惜しまれる人でもある。これまた演奏がすばらしく、とろけるような名演といってよいだろう。マイナーレーベルからの驚きのプレゼントである。フランスものがお好きな人にはおすすめできる。

Music of Chausson & Fauré

Music of Chausson & Fauré

 

obelisk.hatenablog.comこの問題が本質的に「最短ハミルトン路」問題ということに気づいたのはよかったが、これはノードの数が多い場合には厳密解を求めることは困難なのだった…。近似解を出すのもむずかしい。いろいろ挑戦してみたがむずかしかった。