豊川斎赫『丹下健三』

休日(建国記念の日)。晴。
寝ている間に雪が降ったようだ。


武満徹の「My Way Of Life」で、バリトンはドウェイン・クロフト、指揮は小澤征爾サイトウ・キネン・オーケストラ


ハイドンのピアノ・ソナタ第三十七番 Hob.XVI-22 で、ピアノはスヴャトスラフ・リヒテル

教え子一家が来訪。(ちなみに昨日の子とはちがう。)上の子は昔見ていて、ついに結婚するとか。長いことおしゃべりしてしまった。

聴いているときはさほどにも思わなかったのだが、朝聴いたリヒテルハイドンは結構ためになった。だいぶ得るところがあったように思う。

このところつまらないブログになっていると思う。やっていることがしようもないからな。その領域をできるだけこれまでに接続して、自分の幅が広げられたらなと思うのだが、うまくいくとは限らない。こんなことでも、人生(って主語が大きすぎるか)のむずかしさだな。


豊川斎赫『丹下健三』読了。副題「戦後日本の構想者」。中身については書かない。どうでもいいことだけ書く。本書ばかりではないが、近年の日本語の文章の多くが、西洋語にそのまま移せそうな「機能的散文」で書かれるようになった。というか、「文章」という語に纏わる伝統的なニュアンスが、既に理解されなくなってきている。単純化して言えば、このままだと日本語は「英語」に変っていくだろう。別にそれが悪いわけではないというか、最近の優秀な若い学者たちからいえばそれこそ日本語のあるべき姿ということになろう。そしてわたくしは滅ぶべき古くさい人間に過ぎない。どうでもよい。

丹下健三――戦後日本の構想者 (岩波新書)

丹下健三――戦後日本の構想者 (岩波新書)

 
本日の PC 遊び。