伊藤博明『ルネサンスの神秘思想』/遠山啓『代数的構造』

雨。
伊藤博明『ルネサンスの神秘思想』読了。ペトラルカに始まってピーコ・デッラ・ミランドラ、占星術カバラまで、ルネサンスの思想を詳しく論じている。ルネサンスの思想は、多かれ少なかれ神秘がかっていたものらしい。だから、アリストテレスより、プラトンに親和性のあるものが多い。というか、ルネサンスプラトン復権でもあった。

ルネサンスの神秘思想 (講談社学術文庫)

ルネサンスの神秘思想 (講談社学術文庫)

遠山啓『代数的構造』をおおよそ読み終える。簡単に読み飛ばしたところもあるが、結構丁寧に読んだ。ガロア理論のところは完全には理解できなかったので、他の本でもフォローしたい。代数入門として、わかりやすい本だと思う。まさしく文庫にぴったりの入門書。
代数的構造 (ちくま学芸文庫)

代数的構造 (ちくま学芸文庫)

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