李琴峰『独り舞』

日曜日。曇。
どれくらいぶりだろう、ひさしぶりにエアコンを切って寝た。目覚めても室内25℃で、涼しい。
 
ドラッグストア。五倍ポイントの日で、朝から客が多い。
スーパー。プリペイドカードにチャージ。果物をと 700円の巨峰(ぶどう)を買ったが、高いよねー。でもこれがいちばん安いのだ。まあ農家も、もっと安くできるならそうしたいんだろうし、しかたないよね。
 帰宅したら老父がイチジクを何個か穫っていた。これでも買えば 500円くらいはするだろう、自家製の果物が調達できてありがたい。
 少し蒸し暑くなってきた、といっても、一時期に比べればてんで大したことはない。外気27℃くらい。
 
昼。
珈琲工房ひぐち北一色店。
 李琴峰さんの『独り舞』(2018)を読み始める。著者の処女作。わたしはレズビアン(あるいは、性的マイノリティ)にさほど興味がないにもかかわらず、李琴峰さんの小説には惹かれる。自分の流した「血」で書かれているのだ。書かずにはいられなかった小説。わたしは小説というものがよくわからないし、それにさほど読みたいわけでもないのだが、それでも本書には読んで強く惹かれるものがある。正直、小説として「上手い」かっていうと、そういうわけでもなさそうなのだが(って、そういうほど、わたしは小説がわからないんだっけ)。
 
図書館から借りてきた、李琴峰『独り舞』読了。

 
部屋を暗くして寝ころがって長時間ぼーっとする。外は雨に替わる。雨の中を車が走る音が聞こえる。つくつく法師。
 
夜。虫すだく。
台風10号熱帯低気圧に変わったという。しかし依然大雨に警戒せよと、テレビでもネットでもいっている。
 
フルメタル・パニック!』(2002)第12話まで観る。いやー、なんというか、おもしろすぎて2クール作品の半分を一気に観てしまった。なんと20年以上前の作品か、まったく、神アニメって昔のばっかだな。メインヒロインのかなめちゃんのキャラとか、ほとんど昭和のノリだし。殺伐とした SFミリタリーもの+学園ラブコメ(?)というか、変わった作品。主人公は任務のことしか頭にない16歳の鈍感野郎で、かなめちゃんは怒ってばかりというか、苦労してるよ。いまでいうならかなめちゃんはツンデレなのかな、でも、ちがうよね。まあ、平成・令和の人には耐えられない、そういう神アニメかもな。
 話自体はかなりシリアスな作品で、血が飛び散ったり、人は死ぬし、かなめちゃんも自分について知らない謎があって、いつも怒ってるかなめちゃんの恋心があるから、観ていられる感じ(宗介は堅物だから全然気づいていないけれど)。ま、とにかく神アニメ。