「グッドナイト&グッドラック」(2005)を観る

曇だけれど、時々太陽もあらわれる。

スーパー。

長時間、昼寝。

どんよりと低く雲が垂れ込めている。
肉屋。豚ロースしゃぶしゃぶ肉×3。
ガソリンスタンド。

NML で音楽を聴く。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第二番 op.18-2 で、演奏はプラジャーク・クヮルテット(NMLCD)。■フォーレのヴァイオリン・ソナタ第一番 op.13 で、ヴァイオリンは千葉清加、ピアノは上田晴子(NML)。なかなか伸びやかなヴァイオリンで、あ、いい曲だなと思わせるレヴェル。それに比べるとピアノは凡庸で、ちょっと気になった。

ハイドン交響曲第二十番 Hob.I:20 で、指揮は飯森範親、日本センチュリー交響楽団NML)。へー、飯森範親ハイドン交響曲全集を録音中かあ。 

夜。
U-NEXT で「グッドナイト&グッドラック」(2005)を観る。監督はジョージ・クルーニー。いつも楽しみに読んでいるブログ日記でちょっと前に言及されていて、調べてみたら配信終了が迫っていたので、この機会に観てみた。1950年代のアメリカで猛威をふるった「赤狩りマッカーシズム)」に抵抗し、その終焉を促した硬派なテレビ番組を題材にしている。映画としては終始緊迫感があり、少しもダレることなく観終わった。マッカーシー上院議員=悪、主人公のマロー=ヒーローという構図はゆるがず、そこに気の弱い同僚の自殺や、番組の打ち切りというエピソードを入れて、単純な勧善懲悪は回避しているという作り。敢てモノクロで撮ったというのは、雰囲気があるし、それから誰もがのべつまくなしに煙草をパカパカやっているのが印象的だった。
 最後、マローの演説で、エンターテイメントに侵されたテレビはクソっていうのでおしまいなんだが、それはさすがにどうなの、っていいたくなるところはあるよね。人間、マジメだけでは生きていけないから。しかし、敢ていってしまえば、現代日本を見ると、エンタメの大洪水で、「良質なマジメ」っていうのがどこにあるんだという、そういう気分にならないこともない。マジメな人間はいまでも腐るほどいて、それはそれで立派なのだけれど、「単純なマジメ」が多いような気もする。いや、例えば林達夫のような「複雑なマジメ」は、本当にむずかしいのだけれど。