こともなし

晴。

NML で音楽を聴く。■バッハの「主に向かって新しき歌をうたえ」 BWV225、「いまぞ救いと力は来れり」 BWV50 で、指揮はジョン・エリオット・ガーディナーモンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(NMLCD)。


昼過ぎ、ミスタードーナツ イオンモール各務原ショップ。もっちりフルーツスティック シナモン+ブレンドコーヒー410円。片山杜秀さんの『鬼子の歌』を読み始める。よくこの本が図書館にあったな。とりあえず第一章、三善晃についてを読んだ。といっても、本書を自分がきちんと読むことは、たぶん一生勉強してもムリだろう。レヴェルがちがいすぎる。まあそれを前提とすれば、頗るおもしろい。おもしろいというか、著者は本書をかなしい本にしたいのかも知れないが、わたしはどうしても、片山杜秀さんの過剰な文章に可笑しさを感じてしまってしかたがない。あまりにも発想が突拍子もなくて、つい笑ってしまうのだ。さて、これが本書の正しい読み方なのか、自分でも疑問に思うことである。片山さんの挙げる日本のクラシック音楽作曲家の作品にまったく通じていない自分の貧しさを責めるべきなのかも知れないのである。それにしても、片山さんのように実力がありすぎるというのは、孤独なのであろうなあとは、想像はつくのであるが。まったく大変だなあ。

鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史

鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史

 
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲第七番 op.108 で、演奏はアルテミス四重奏団(NMLCD)。■スカルラッティソナタ K.435, K.9, K.208 で、ピアノはアルベルト・ウロス(NML)。
D. Scarlatti: Keyboard Sonatas

D. Scarlatti: Keyboard Sonatas

 
三善晃(1933-2013)の「混声合唱管弦楽のための『詩篇』」で、指揮は小林研一郎、日本プロ合唱団連合、東京都交響楽団NML)。シマノフスキの「十二の練習曲」 op.33 で、ピアノはジュリアン・リーム(NMLCD)。■ハンス・ヴェルナー・ヘンツェのフルート・ソナチネ、「新しい民謡と羊飼いの旋律」で、指揮はクラウディオ・ルゴ、アンサンブル・ディソナンツェン(NMLCD)。