こともなし

晴。
県営プール。
音楽を聴く。■シューベルトアルペジオーネ・ソナタインマゼールビルスマ)。古楽器による演奏。もっさりしていて、自分は現代楽器の方がいいと思うが、作曲者の時代の楽器で演奏するというのは、意味のあることではあろう。現代楽器によるものなら、ブリテンロストロポーヴィチの共演が忘れがたい。特に終楽章の半ば過ぎあたりの、ブリテンによるピアノのソロはあまりにも美しく、ロストロポーヴィチがその後を入りそこなっているほどである。この曲最高の、魔術的瞬間であろう。

シューベルト : ピアノ五重奏曲「ます」 / アルペジオーネ・ソナタ 他

シューベルト : ピアノ五重奏曲「ます」 / アルペジオーネ・ソナタ 他

シューマン:交響的練習曲op.13、四つのフーガop.72、暁の歌op.133、即興曲op.5(デムス)。阿呆みたいに安い、シューマンピアノ曲全集。しかし、若きデムスの演奏は、侮りがたい。どれも水準以上のパフォーマンスだ。これはお薦め。
Schumann: Complete Piano Works

Schumann: Complete Piano Works

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第一番(アラウ)。アラウ全盛期の録音で、技術も解釈もじつに立派なもの。■シューマン交響曲第三番「ライン」(バーンスタイン、NYPO)。

丸半日、Windows Media Player を研究して過ごしてしまった。これ、コーデックを強化したので、意外と使える。再生リストを使えば、パソコンと外付けハードディスクを、iPod のように使えることがわかった。iPod に入れられない曲は、これで聴こう。
ポール・ド・マンを読む。