曇。寒い。この冬初めてセーターを着る。
谷川俊太郎『ひとり暮らし』読了。さすがに詩人のエッセイ集である。そして、詩とはまた別の深みがある。例えばこんなの。「私はうんこ、しっこが生きることの究極の現実だと思っている。観念や幻想から自由になって、裸のからだ一貫で生きるのが老いというものかもしれない。」(p.110)
- 作者: 谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/01/28
- メディア: 文庫
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最近、日常生活で吸収するものが多くて、疲れ気味。本などはなおさらである。今日も三島由紀夫を読んでいたら、あまりの強度に疲労困憊してしまった。当り前か。