谷川俊太郎『ひとり暮らし』

曇。寒い。この冬初めてセーターを着る。
谷川俊太郎『ひとり暮らし』読了。さすがに詩人のエッセイ集である。そして、詩とはまた別の深みがある。例えばこんなの。「私はうんこ、しっこが生きることの究極の現実だと思っている。観念や幻想から自由になって、裸のからだ一貫で生きるのが老いというものかもしれない。」(p.110)

ひとり暮らし (新潮文庫)

ひとり暮らし (新潮文庫)


最近、日常生活で吸収するものが多くて、疲れ気味。本などはなおさらである。今日も三島由紀夫を読んでいたら、あまりの強度に疲労困憊してしまった。当り前か。