川端康成『千羽鶴』/J・シャルダン『ペルシア見聞記』

雨のち晴。
長いこと在った松が枯れたので、植木屋に来てもらう。伯母に関係のある樹だった。
川端康成千羽鶴』読了。淡々ときれいな文章ではあるが、実は愛欲の縺れた世界だけを描いている。とんでもないノーベル賞作家だ。ラストはどういうことだったのか、文子は死んだのか、微妙である。

千羽鶴 (新潮文庫 か 1-7)

千羽鶴 (新潮文庫 か 1-7)

J・シャルダン『ペルシア見聞記』読了。シャルダンは十七世紀フランスの宝石商人(参照)。さすがに東洋文庫には渋い本が入っているな。
ペルシア見聞記 (東洋文庫)

ペルシア見聞記 (東洋文庫)