「ドイツ・グラモフォン ベスト・オブ・ベスト selected by 坂本龍一」を聴く / 「無職転生II」(2023)第1クールを観る

晴。
 
スーパー。土曜日なのでレジがめっちゃ混んでいた。セルフレジで現金が使えない台など、混乱している人がいたりして、たいへんだ。もっと店員が列に付いて誘導しないといけないのではないかな。
 
昼食の半田めんはわたしが茹でるのであるが、今日はちょっと硬く仕上がってしまった。湯の温度が低かったかな。
 
昼。
NML で『ドイツ・グラモフォン ベスト・オブ・ベスト selected by 坂本龍一』を聴く。坂本龍一ドイツ・グラモフォンの音源の中からセレクトしたアルバム。いやー、全体で100分あまり、聴いて疲れたが、それだけのことはあった。坂本龍一の耳になってクラシック音楽を聴くという、得がたい体験をすることに。全体的な印象として、甘くて知的な抒情性、とでもいうか。坂本の楽曲に通じるところがあって、わたしのような坂本龍一に関心のあるクラシック音楽好きにはたまらない。
 すべての演奏リストは転載しないが、作曲家順だけ記しておこう。(NML のページはこちら。)ワーグナー→バッハ→バルトークリヒャルト・シュトラウス→バッハ→ヴォルフ→ドビュッシーブラームスワーグナー→ベルク→ドビュッシーストラヴィンスキーラヴェル→グラス→ヨハン・ヨハンソン。それぞれが連歌のようにつながりがあって、ときにその推移には唸らされた。特に驚いたのは、バッハ→バルトーク、ヴォルフ→ドビュッシーブラームスドビュッシーストラヴィンスキー、あたり。抒情性でつながっているのである。しかし、バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」第一楽章を、こんなふうに聴く人がいるなんて! それから、カルロス・クライバー指揮の「トリスタンとイゾルデ」は、全曲を聴いてみたくなった。
 クラシック音楽を聴く人で坂本龍一が好きな向きは、配信にでもあれば是非どうぞ。

曲目をざっと見ると、(バッハ以外は)19世紀末から20世紀の音楽で、ゆえにモーツァルトハイドンベートーヴェンシューベルトシューマンショパンあたりが入っていない。そういやブルックナーマーラーもないな。つまり、「古典派」とそのつながりを排除している(ブラームスは例外だが)。なるほどという感じ。
 
 
長時間ごろごろぼーっとする。
 
夜。
堀江由衣「バニラソルト」 - YouTube
レコメンドに上がってきたのでひさしぶりに聴いた。『とらドラ!』って 2009年か。ピコピコの打ち込み感がなつかしいな。「オレンジ」よりこちらの方が好きですね。
 
無職転生II』(2023)第12話、第1クール最終話まで観る。不能になったルーデウスの「息子」も帰還して笑、じつにいい終わりだった。魔法大学篇はほぼシルフィの恋物語で、はっきりいって地味なんだが、それでもこの作品はちょっとちがう。毎回しみじみとして、時には笑いもあって楽しく観た。ハッピーエンド最高。この世界や「転移事件」の謎も少しずつだが動き出してきて、第2クールが待ち遠しい。