こともなし

曇。

NML で音楽を聴く。■ドビュッシーの「映像」第二集、「喜びの島」で、ピアノはアレクサンダー・シンプ(NML)。初めて聴いたが、レヴェルの高いピアニストだな。硬質で繊細なタッチと技術の高さが印象的。あとは、聴き手をむりやり引っ張っていく魅力があるかどうかだ。

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第三十二番 op.111 で、ピアノはアレクサンダー・シンプ(NML)。見事な音の塊だが…。既に完成されているともいえるピアニズムだけれども、この感動の薄さは納得していない。もっとも、わたしの感受性が摩滅しているだけといわれればそうかも知れない。

昼からごろごろ。

珈琲工房ひぐち北一色店。ここのコーヒーはおいしい。最初の一口と余韻だな。
『ロード・ジム』の続きを読む。わたしにはこの小説はしんどいがおもしろい、何とか最後までたどり着きたいな。読書能力が以前の半分くらいになっちゃったのだが。

夜。
細野晴臣『GOOD SPORT』(1995)を聴く。このアルバムは知らなかった。CD は出ていない。何でだろ、需要がないかなあ、すばらしいのに。

いわゆるアンビエントなのだけれど、ある時期の細野晴臣アンビエントみたいな紋切り型でわかったような気になっている人は滅びて欲しい。しかしまあ、細野さんが自分でアンビエントって言っているからしょうがないか笑。

「シル・ヴ・プレジデント」聴いた。かわいい曲だな。