外村大『朝鮮人強制連行』

曇。
モスバーガーにてドライブスルー。ロースカツバーガー+スパイシーモスバーガー+ポテトS。
音楽を聴く。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第四番ハ短調op.18-4(エマーソンSQ)。■フォーレピアノ五重奏曲第一番op.89(ル・サージュ、エベーヌQ)。名曲名演。

Piano Quintets Opp. 89 & 115 CD

Piano Quintets Opp. 89 & 115 CD

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第二十五番op.79、第一番op.2-1(アラウFS)。どちらも美しい演奏だが、殊にソナタ第一番がいい。若きベートーヴェンの自負が感じられる演奏で、モーツァルトハイドンとはっきりとちがう、既にベートーヴェンらしい曲になっているのがわかる。第一楽章はソナタ形式の典型のような曲で、実際に芥川也寸志が、たぶんこの曲でソナタ形式を解説していたと覚えているが、形式と情感の拮抗した、古典的な傑作に他ならない。自分の偏愛の曲でもあるのだが、ファイナル・セッションズのアラウは、まさしくベートーヴェン弾きの面目躍如である。素晴らしい演奏だ。

図書館から借りてきた、外村大『朝鮮人強制連行』読了。取り敢えず読んでみた。この問題に関する日本人の研究者は少ないようである。本書は厄介な問題を扱っているが、冷静沈着な研究ぶりだと思う。かかる分野の研究者がもっと必要ではないかという感想を持った。韓国とお互いに罵倒し合っているだけでは、物事は何も進まないのではないか。
朝鮮人強制連行 (岩波新書)

朝鮮人強制連行 (岩波新書)

古ツアさんの本を読む。大したボリュームだなあ。なかなか読み終らない。
県図書館。