雨のち晴。
プール。アピタ。
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安藤礼二『場所と産霊(ムスビ)』読了。驚嘆。日録に書く。
ささやかだが、ケルアックへの言及があったのが嬉しい。日録の方だったか、だいぶ前に、『ザ・ダルマ・バムズ』を読んで興奮した感想を書いたと思う。『オン・ザ・ロード』は、最近新訳が文庫化された(新訳は未読)。
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町田康『猫にかまけて』読了。猫との生活の楽しい話で始まるが、ヘッケとココアの死についての文章は、悲しくて悲しくて、目頭が熱くなるのを止めようがなかった。いつもふざけた文章で笑わせる町田さんだけれども、ここではマジ。自分も飼っていた子猫を癌で亡くしたことがあるし、その母猫もある日突然いなくなってしまった最後だったので、その気持ちは痛いほどわかった。ペットを失うというのは、人間を失うのと変らないくらいの喪失感(ペットロス)に襲われることがあるほどだ。本書はかの『ノラや』に匹敵する、奇書だと思う。
- 作者: 町田康
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