Mike Gancarz『UNIX という考え方』

晴。暑い。
昨晩は夕食後に寝てしまい、1時くらいに起きる。
外部に出ないと停滞する。

ベートーヴェンの 32の変奏曲ハ短調 WoO 80 で、ピアノはグレン・グールド。CD版とは明らかに別テイクだが、基本的に同じでどちらもすばらしい。この前に色んなピアニストを試したのだがすべて合わず、結局あまり聴かないことにしているグールドで聴くことになってしまった。ここでのグールドのベートーヴェンは、全然エキセントリックではない、というか、もっともベートーヴェンらしい演奏のひとつであるといっていいだろう。まさしく天才的である。

シューマンピアノ五重奏曲 op.44 で、ピアノはマルタ・アルゲリッチ、ヴァイオリンはドーラ・シュヴァルツベルグ、ルチア・ホール、ヴィオラ今井信子、チェロはミッシャ・マイスキー。これは白熱のライブ録音だ。アルゲリッチはこの曲が好きらしく、You Tube に上がっている CD化されていない音源も含めれば、相当の数の録音があるのではないかと思う。曲はもちろんロマン派の室内楽を代表する傑作のひとつで、僕も昔から大好きだ。また、演奏される機会も多いのではないかと思う。まだこの曲を聴いたことがない方は、この名曲をまっさらな状態で聴けるなんて、うらやましいくらい。

ショパンのピアノ・ソナタ第二番 op.35 で、ピアノはユジャ・ワン

昼から県図書館。何か怏々として楽しまない。しばらく我慢するしかない。
夕方、樋の掃除。ウチには檜があるので、樋が檜の落ち葉で詰まるのである。
Mike Gancarz『UNIX という考え方』読了。

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

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