ル・クレジオ『嵐』

日曜日。曇。
よく寝た。
音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十五番 K.503(アルゲリッチ、シモン・ゴールドベルク)。終楽章が生き生きしていて素晴らしい。全体的に、アルゲリッチにしては強引でない。■ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第一番 op.15 (アルゲリッチ、ハインツ・ワルベルク)。1992年録音。モーツァルトは 1978年録音で、その間 14年の歳月が流れているが、アルゲリッチも丸くなったものだと思わざるを得ない。無名のピアニストの演奏なら素晴らしいと思うが、正直アルゲリッチにしては退屈である。音楽的な演奏ではあるけれども、アルゲリッチならこの程度の演奏など簡単なことだろう。まあ、聴く方は勝手なものであるが。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番(コンセルトヘボウ・ライヴ1978&1992)

モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番(コンセルトヘボウ・ライヴ1978&1992)

ブラームス:16のワルツ op.39、スケルツォ op.4(ジュリアス・カッチェン、参照)。ワルツは好きな曲集だ。たしかリパッティがいい演奏をしていたのではなかったか。こういうのが好きなのは田舎者だと思う。例えばショパンの洒落たワルツとは全然ちがう。田舎者の音楽好きは、是非作品39を聴いてみてください。粒ぞろいの名曲集だと思います。

図書館から借りてきた、ル・クレジオ『嵐』読了。中地義和訳。
嵐

早寝。