こともなし

日曜日。晴。
多少楽になった。初心が大切で、忘れないよう初心に還らねばならない。未熟者ですぐ忘れる。
傲慢の罪で死亡。


モーツァルト交響曲第三十八番 K.504 で、指揮はラファエル・クーベリック。整理整頓された「プラハ」だ。こういうのも悪くない。

モーツァルトのピアノ・ソナタ第八番 K.310 で、ピアノはエレーヌ・グリモー。聴き始めて直ちに聴きやめようかという衝動に駆られたが、気を取り直して最後まで聴いてみた。どうもあまりにもロマンティックというか、全身全霊をかけてこの曲を弾いているけれど、はっきり言ってよくない趣味だと思う。グリモーさんマジメすぎ。却ってこの曲全体を覆っているうっすらとした悲しみが出ていない。でも、聴いているとこの曲はこのような濃い演奏も許容するのだなという気がしてきた。『のだめカンタービレ』でのだめの同級生のロシア人ピアニストがこの曲を弾くシーンを、ちょっと連想したりした。

散歩してきた。すばらしき五月。

農業用水です。
早寝。