上田和夫『ユダヤ人』

晴。
音楽を聴く。■モーツァルト弦楽四重奏曲第十四番K.387、ハイドン弦楽四重奏曲op.33-3(ヤナーチェクQ)。土臭いモーツァルトで、ちょっと閉口しないでもない。ハイドンはそんなことはなく、力強い演奏。

Various: the Complete Recordin

Various: the Complete Recordin

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲op.77(ミルシテイン、スタインバーグ、参照)。こうして聴くと、ブラームスも相当土臭いね。当り前か。■ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第七番op.30-2(デュメイ、ピリス、参照)。これは凄い演奏。特に終楽章の迫力と云ったら。■ハイドン弦楽四重奏曲op.33-2(ヤナーチェクQ)。何の不満もない。好演。

上田和夫ユダヤ人』読了。ユダヤ人に対してシンパシーを以て書かれており、悪い本ではない。コンパクトな記述であるが、自分の知らないことも多かった。パレスチナ問題に関しては、別の方面から照射した書物が必要であろう。それから、これ、かなり古い本なのに、今でも現役なのには驚かされる。ロングセラーという奴ですね。
ユダヤ人 (講談社現代新書)

ユダヤ人 (講談社現代新書)

山本義隆を読む。