曇。夕方から雨。
BOOK OFFとカルコス。
羽海野チカ『3月のライオン8』読了。意外に将棋ばかりの展開になってきたが、これもまた素晴らしい。対局の描写がとても迫力があって、(陳腐な言い草ではあるが)人間ドラマが感動的。勝負が一段落したら、川本家のエピソードも進めて下さいな。ああ、マンガは面白いなあ。
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2012/12/14
- メディア: コミック
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ドイツ観念論とは何か―カント、フィヒテ、ヘルダーリンを中心として (ちくま学芸文庫)
- 作者: 久保陽一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/12/01
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- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 講談社
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エルガーの室内楽曲を聴く。まず、弦楽四重奏曲ホ短調op.83だが、どうも地味な音楽だ。ロマン派的で、作曲された時代(1918年)からすると、古くさい曲というしかない。ただ、ゴールドナー弦楽四重奏団は多少乱暴な演奏であり、もう少しデリカシーがあれば、またちがった印象になったかも知れない。
ゴールドナーSQにピアーズ・レーンのピアノが加わったピアノ五重奏曲イ短調op.84は、これはピアニストのせいもあって、なかなか悪くない曲に聴こえる。これも典型的なロマン派の音楽で、緩徐楽章が特にいい感じだ。ここらあたりは一級品の音楽になっているので、こうなるとエルガーさすがだなという気分にさせられる。土くさくて、あまり洗練はされていなけれど。それから、併録された四曲のピアノ小品は、音楽としてさほど高い価値があるものとも思えなかったが、イージー・リスニングくらいの気持ちで聴けばいいと思う。
- アーティスト: E. Elgar
- 出版社/メーカー: Hyperion UK
- 発売日: 2011/07/12
- メディア: CD
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