こともなし

曇。
音楽を聴く。■シューベルト:ピアノ・ソナタ第十九番D958(内田光子参照)。この曲は、シューベルトソナタの中では最もよく纏まったもののひとつだろうな。天使的ではなくて、ベートーヴェン的とでも云うか。自分は好きである。それにしても、内田光子の表現力には改めて感嘆させられる。こういうがっちりした曲でも、当り前かも知れないがさすがだ。充実している。■モーツァルト:ピアノ・ソナタ第四番K.282(ピリス、参照)。ピリスなしでは過ごせないのだが、「この曲はピリス」ってのも意外とないのだよなあ。どうしてだろう。自分だけかな。■ポール・デュカス:序曲「ポリュークト」(フランソワ=グザヴィエ・ロト、参照)。まずまずの曲。繊細だが、ちょっと痩せている。演奏のせいかも知れない。■チャイコフスキー:弦楽セレナーデop.48(カラヤン 1966)。カラヤンを聴いていると、ヨーロッパ文明の最高級品という感じがしてならない。日本がいくら豊かになったと云っても、まだまだこれほどのものを生み出す贅沢さはない。よくカラヤンクラシック音楽を大衆化したという人がいるが、何が言いたいかわからないわけではないけれど、それは結局自分の無知を告白しているに過ぎない。僕はカラヤン全肯定ではないけれど、少なくとも日本ではまだカラヤンは充分に聴かれているとは云えないと思っている。まだ、カラヤンを聴くほどの感受性が育っていないのだ。

Ruby 遊び。似たようなプログラムは割と速く組めるようになった。
↓なんだこれ。こんなサイトがあるのか。
http://www.flightradar24.com/35.69,139.69/7
安永祖堂を読む。