森毅『ベクトル解析』/白洲正子『近江山河抄』

朝から雨。
森毅『ベクトル解析』にざっと目を通す。物理でやるベクトル解析とはかなり様子が違う。理念は、「多変数の微分積分」ということ。教科書としては、さほど魅力的とは思えなかった。

ベクトル解析 (ちくま学芸文庫)

ベクトル解析 (ちくま学芸文庫)

白洲正子『近江山河抄』読了。
近江山河抄 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

近江山河抄 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

バレンボイムのピアノで、モーツァルトのピアノ協奏曲K.175を聴く。第三楽章に入ってビクッとした。久しぶりに聴いたのだが、とても印象的な楽章だ。何となく、最後の交響曲の終楽章を思わせる響きがするところがある。