こともなし

晴。
音楽を聴く。■バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第二番 BWV1004(五嶋みどり参照)。強烈な違和感が拭えない。この曲は果たして、これほどなめらかに、楽々と弾かれるべき曲であろうか。恐らく、バッハの中でも、最も深い到達点をもった曲のひとつであるのに。ヴァイオリンのお稽古のための曲ではないであろう。シャコンヌのこんなにつまらない演奏はこれまで聴いたことがない。自分だけの感想かも知れないが、これまで聴いた中のこの曲の最悪の演奏である。なお、音はとても美しく、技術的にも完璧であることは断っておこう。■ハイドン交響曲第百二番変ロ長調 (ヨッフム参照)。これでオイゲン・ヨッフムハイドン「ロンドン交響曲集」の BOX を聴き終った。とても聴きがいがあったと思うし、演奏のレヴェルが高かった。まだハイドン交響曲は汲み尽くした感じが到底しないので、またそのうち聴き直してみたいと思う。

Haydn;12 Londoner Symphoni

Haydn;12 Londoner Symphoni

シューベルト即興曲集 op.142 D935 (ピリス、参照)。第三楽章が素晴らしい。

PC 三昧。でもさすがにやり過ぎ。