宮脇俊三『旅は自由席』

曇。溽暑。夜、雷雨。
妹一家帰る。

宮脇俊三『旅は自由席』読了。宮脇さんの本としては、雑文集っぽいもの。旅行の話もあるのだが、そうしたわけで、路線地図が入れていないのがちょっと残念。残念ながら自分には、鉄道地図がないとわからない路線が少なくない。特に、国鉄からJRに替ったときに廃止された路線など、なおさらである。本書は文庫としてもかなり前のもので、宮脇さんが元気なのにはホッとする。いつ頃亡くなられたかと思って Wikipedia を見てみたら、二〇〇三年とあった。亡くなられてもう一〇年以上になるのか。

旅は自由席 (新潮文庫)

旅は自由席 (新潮文庫)


音楽を聴く。■ドヴォルザーク弦楽四重奏曲第十番op.51(ヤナーチェクQ、参照)。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第十五番op.28(アラウ)。