こともなし

曇。
早起き。
 
NML で音楽を聴く。■ドビュッシーの「版画」、十二の練習曲〜 No.7-No.12、「喜びの島」で、ピアノはネルソン・ゲルナーNMLCD)。前にも書いたとおり、めったにないレヴェルのドビュッシー。堪能した。■テディ・アブラムスのピアノ協奏曲で、ピアノはユジャ・ワン、指揮はテディ・アブラムス、ルイヴィル管弦楽団NML)。

American Project

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スーパー。
お隣の畑でモンシロチョウが乱舞している。
 
ルイ・マルシャン(1669-1732)の組曲 ト短調で、チェンバロエヴァ・ムロフツァ(NML)。
Pieces de Clavecin

Pieces de Clavecin

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昼。
ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」で、指揮はシャルル・デュトワモントリオール交響楽団NMLCD)。■シューベルトの「楽興の時」 D780 で、ピアノはヴァルター・ギーゼキングNML)。

 
 
夜。
中村哲『ダラエ・ヌールへの道』の続きを読む。中村さんは古風なサムライのような人だ。しかし、御題目だけは立派な「国際貢献」の罠というのは、いまも変わらないのだろうか。現場とはかけ離れた外国で決定され、大金が湯水のようにムダに蕩尽されるという、いわゆる「国際貢献」。わたしも少額ながら国連を援助しているが、いまでも本書に描かれたような国連の有り様なら、わたしのささやかな支援もムダになる。そして、援助する者によく見られる、「援助してやる」という、傲慢さ。むずかしいものだな、人間というものをよく知らないわたしには、中村さんのような真似は到底不可能なことだ。