カミュ『転落』

日曜日。晴。
 

昨日一輪咲いたようで、今日が実質的なウチの開花かな。
 
スーパー。
 
 
昼から90分散歩。平凡写真。

ウチの木蓮










ホトケノザ(仏の座)がはびこっている。




ヒメリュウキンカ

スノーフレーク


菜の花。






モンシロチョウをよく見かけるようになった。田んぼの上空にはヒバリ。
歩いたので、花粉で目がかゆい。
 
夜。
カミュ『転落』読了。前山悠訳。ちょっと読んだだけでは不思議な小説で、何のためにカミュはこんな陰気な(?)主人公を創造したのかわからない感じだが、訳者解説は、いわゆる「サルトルカミュ論争」でサルトルに「敗北」して衝撃を受けたカミュが、それを背景にして書いたという説明をしている。「敗北」はよっぽどこたえたようで、サルトルを相当に戯画化しているようだが、それにカミュ自身を合成しているから、よけいわけがわからなくなっているのだろうな。まあ、そんなにおもしろい小説というわけではなかった。