「ぼっち・ざ・ろっく!」(2022)を観る

日曜日。雨。
 
午前中、ごろごろ。眠い。
 
昼飯に焼きそばを作るのは僕の係。おいしいですよ。
昼寝。昨晩遅くまで起きていたので、ね。
何もせずにただ部屋に逼塞している。そこがいまの精神の零度。承認欲求も自虐も解体して放っぽり出したい。
 
雨あがる。
NML で音楽を聴く。■ウェーベルン弦楽四重奏曲、六つのバガテル op.9、弦楽四重奏曲 op.28、緩徐楽章で、演奏はパリジー四重奏団(NMLCD)。いや、オレ、ウェーベルンわかってないっしょ。あらためてもっとウェーベルン聴こう。■ウェーベルンピアノ五重奏曲で、ピアノは海老彰子、パリジー四重奏団(NMLCD)。■バッハの管弦楽組曲第四番 BWV1069 で、指揮はジョン・エリオット・ガーディナー、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(NMLCD)。よい。■ガリーナ・イワーノヴナ・ウストヴォリスカヤの二重奏曲で、ヴァイオリンはパトリツィア・コパチンスカヤ、ピアノはマルクス・ヒンターホイザー(NMLCD)。
 
夜。
しかし、いまの「哲学」は、我々バカの当たり前の感覚と全然ちがった世界になってるな。それが「学者先生哲学者の当たり前」になっている。本を読むだけじゃなくて、「世界という書物」を直接読んでいくんだよ。そして、世界は自分の見えているものしか自分には見えないということを、徹底的に理解していくんだよ。そんなことは当たり前だって? そうかな、本当にわかっているのかな。
 
一日、ごはんを食べることしかしていないような感じがする、このところ。
 
 
「ぼっち・ざ・ろっく!」(2022)第12話(最終話)まで観る。あー、とってもよかったな。ひとりぼっちの女の子が、バンドをやって大切な仲間を作ってゆくって話だけれど、ほんとバンドのメンバーの女の子たちが、現実には(たぶん)あり得ないいいコばっかり。っていうか、登場人物が皆んないい人ばかりで、ぼっちちゃんのコミュ障(という言葉はよくないかも知れないけれど)ぶりをサポートしてくれる。まあ、表現がデフォルメされているので笑えるようになっているけれど、ぼっちちゃんよかったねって、せつなくなるな。ある有名ブロガーがこのアニメから「(陰キャの)自己実現」とか「承認欲求モンスター」の話を引き出していたけれど、そんなアニメなのかな。僕は、登場人物皆んないとおしい物語だと感じた。ナイーブすぎるかな。

そうそう、OP も ED もよかったし、「結束バンド」の挿入歌もなかなかよかった。2期希望。