こともなし

晴。
 
鬱々するが(いつものこと)、自分のブログ本を読んでいると気が霽れる。文章、なかなか開かれているじゃん、写真も悪くない、って思う。続きもきっと書籍化しよう。
 ついでに過去二箇月分くらいのブログエントリも読む。うん、結構いいこと書いているよね、とか自画自賛。しょうがないなあ。
 いまはアニメが解体し切れなくてわたくし、閉じてるっぽい。いや、加藤恵がかわいすぎるのがいけないんだ笑。ちなみに、「冴えカノ」はオタクの自己批評がかなり入ってるよね。主人公の倫也は自分のことを「萌え豚」とか「消費豚」っていっていたり。加藤は平凡な女の子でオタクではないので、閉じたオタクたちの中に外部の視点を持ち込んでいる。美智留はオタクをむしろ嫌っている。しかし、結局、倫也はガチオタのままリア充するという、まあ何ともうらやましい結末になるんだよね。あれはファンタジーだ笑。でも倫也、ヘタレではなかった。えらい。
 
 
昼から、ミスタードーナツ イオンモール扶桑ショップ。エンゼルクリーム+ブレンドコーヒー440円。寒いのと、コロナ第八波のため自粛(?)して来ていなかったので、ここのミスドはひさしぶり。二箇月ぶりとは驚いてしまう。
武満徹著作集5』の続きを読む。あと一度くらい読めばようやく終わるかな。武満さんを読んで、扶桑から片道30分かけて車で帰ってくる過程が、自分には結構大事なんだよね。武満さんが意識下にあって、田舎道を何にも考えずに運転しているというのが、豊かといえば豊かなのだ。
 

日没前。
ウチのみかんと金柑を捥いで食う。
しかし、もう一月終わりか。速すぎて愕然とするな。死へ向かって驀進。
 
 
日本は未来だった、しかし今では過去にとらわれている BBC東京特派員が振り返る - BBCニュース
なかなかおもしろい。恐らくこれからも日本は、よくも悪くも変わらないだろう。経済的にますます没落し、排外主義的なのもそのままで、外国人から見ればちょっと不思議な国という。マンガとアニメの国、であり続けるかはわからない。たぶんアニメに関しては、そのうち中国がより「世界的に売れる」コンテンツを作るように、なりそうである。日本人は、国の没落をあまり気にしていない。所詮、人ごとなのである、不思議なことに。
 日本人が「過去にとらわれている」かどうかは微妙だろう。日本人には過去も未来もないのだと、わたしには思われる。現在しかない。そしてそれは、個人のあり方としては正しいのだ、集団的にはそうでないのかも知れないわけだが。
 
夜。
ダラダラと YouTube を観る。
自分のブログ本を読んで寝る。