ブルガーコフ『犬の心』

雪。
20221224083820
午前中、ごろごろ。
 
昼から晴れる。
ごろごろ。第二の出発点に立つ。
 
NML で音楽を聴く。■モーツァルトのピアノ・ソナタ第十五番 K.533+K.494 で、ピアノはカール・ゼーマンNMLCD)。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第十二番 op.127 で、演奏はプラジャーク・クヮルテット(NML)。

 
ブルガーコフの『犬の心』を読み始める。
 
夜。
図書館から借りてきた、ミハイル・ブルガーコフ『犬の心』読了。従来『犬の心臓』という題で訳されてきたもの。ブルガーコフは『巨匠とマルガリータ』(岩波文庫)しか読んだことがないし、内容ももう覚えていないな。 
U-NEXT で「グレタ・トゥーンベリ 世界を変えるメッセージ」第2話を観る。BBC STUDIO 制作(2021)。
https://video.unext.jp/title/SID0071209
グレタさんのいっていることはいまでは当たり前のことに思える。彼女は現実を見つめていない大人にプロテストするが、バックボーンにあるのは科学だ。もう残された時間が少ないことは、ますます明瞭になってきているように、わたしは思える。しかし、日本(人)の認識はとても貧しい。NHKの「キャッチ!」を観ていても、世界のニュースと日本のそれとの落差は、あまりにも大きい。ほんと、この問題こそ、適切に扱わねば将来の世代に巨大な負の遺産を残すことになる。日本では、グレタさんはただただ、嫌われているだけだ。あとで後悔しても、取り返しがつかないのに。もちろん、わたしだって脱炭素問題で特に何もしていないが、せめてわたし程度の認識くらい、本来常識になっていい筈なのに。
 しかしわたしは最近思うようになったのだが、この気候変動問題は、政治にも経済にも頼れないそれなのではないか。政治家もエリート経済人も、ほとんどが根底からものを考えることのできない連中だからだ。不可避的に、そうなってしまう。では、どうしたらよいのか。