吉田秀和『時の流れのなかで』

晴。

自分の家計簿の整理をしていたら、午前中が終わってしまった。溜めておいたからな。

曇。昼から県営プール。今日は終始プールにぽつんとひとりだけで泳いでいた。あまり人の来ないプールであるが、最初から最後まで誰もいないのというのもめずらしい。

肉屋。TSUTAYA はマンガ返却。
マックスバリュ。もうおせちの予約が始まっていた。

雨ぽつりぽつり。雪虫飛ぶ。

今日は(上の)甥っ子のハタチの誕生日だそう。あっという間だなあ。時は矢のように飛び去る。


夜。
図書館から借りてきた、吉田秀和『時の流れのなかで』読了。承前。吉田さんも古びたし、それを愛読してきたわたしも古びた。かつての優れたものも、いまの刺激的なコンテンツの大洪水に呑み込まれ、押し流されて消えてゆく。世界を埋め尽くす膨大な数の「才能」による、よくできたコンテンツたち。現在の「ポストモダン」という状況は、いったい何なのだろうな。

吉田さんは小林秀雄の周囲にいた人たちの中で、最後に残ったひとりだった。福田和也のいうとおりね。


U-NEXTで「時をかける少女」(1983)を観る。大林宣彦監督。今日の「こころ旅」が尾道で、この映画の舞台が尾道だと老母に教えられたから、何となく観てみたわけだが、やー、マジで時代を感じましたよ。ダサすぎ、といったらいかんか、素朴というべきか。一応 SF なわけだが、CG のない時代だからね。原田知世も演技以前の「大根」だし。でも、ダサいといって、わたしの子供の頃はこんな風だったんだよねー、そのせいか、最後まで観てしまった。主題歌、超なつかしい、しっかり覚えていましたとも。若い人は最後まで観られないと思う。

しかしこの作品、何度もリメイクされているのだよね。細田守監督のアニメ版とか、観てみるか。原作はもちろん筒井康隆、大昔に読んだ。
 追記。アマゾンのレヴューを見たのだが、これが何ともおもしろかった。駄作という評価から時代を代表する傑作という評価まで、幅がふれ切っている。このダサさは大林監督の意図っていったり、15歳の原田知世の魅力をいったり。なるほど、そういわれるとそんな気がしないでもない笑。