こともなし

日曜日。晴。
 
スーパー。
 
とりあえず西洋に限った話をする。個性的な文体をもった書き手が少なくなったような気がする。いま、西洋人で個性的な文体をもった人って、誰ですか? 教えてもらいたいのだけれど。文は人なり、という言葉があるが、どういうことかわかる?
 
 
夕方、少しだけ散歩。暑いので麦わら帽子をかぶって歩く。みっともないおっさん。以下は代わり映えのしない写真。











どうだろう、30℃は超えていたな。ドラッグストアに寄る。
まだ、田んぼに水が入らない。国レヴェルの減反政策はなくなったが、(地方自治体から?)補助金が出るので、米を作らない農家がさらに増えた。年寄りが農業をやらなくなると、若い人などは当然やる筈がない。用水には水が滔々と流れているが、これもいつまで続くことだろう。
 
わたしは知らなかったが、「減反政策」が廃止されたわけではないようだ。減反政策の廃止とは、マスコミの一種の誤報のようである。なるほど、道理でねえ。
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荒れた田んぼ。

 
夕食時、外でアマガエルが鳴いていた。最近、カエルの鳴き声を聞かないし、カエル自体見かけなくなった。トノサマガエルをほんと見ない。昔は夜になると、川でウシガエルがぼーぼー鳴いていたものであるが。
夕食のデザートに、ウチの枇杷(ビワ)の実を食う。今年初めて穫れたもの。
 
夜。
「鎌倉殿の13人」を観る。また胸糞展開かよ。確かに義時の正妻をどう導入するかと思ってはいたが、まさか八重さんを殺すとはね。三谷幸喜ドラマトゥルギーがすばらしすぎて、胸糞悪い。しかし、わたしのドラマの見方は単純だなあということは否めないが。
 今回出てきた伊豆の願成就院はまだ 2022.4.21 に家族で訪れたばかり。国宝の運慶仏五体がじつにすばらしかったのを思い出す。
 
 
上で「麦わら帽子」という語を使ったが、「麦から帽子」という言い方もあるよね、ということで検索してみた。いまではまず使われないようであるが、確かに「麦稈(から)帽子」「麦稈帽」という語はあるようだ。鏡花などが使っているらしい。
 
 
TBS「報道特集」に波紋。「福島の若者が甲状腺がんで苦しんでいる…」原発事故との因果関係は国連組織が否定
福島での甲状腺癌の問題について、2022.5.26 に書いた内容に関するネット記事があったので、リンクしておく。この「報道特集」の番組は観ていないが、ひどい内容だったことがネットで話題になっている。日本人のネットリテラシー、悪くないことが判明して正直意外だった。ネットで検索すると、誤った内容のものが多いくらいなのだが。なお、岩波書店の「科学」という雑誌も、「放射能デマ」に染まっていて残念である。