静岡家族旅行(第二日)

二日目は曇。昼から雨の予報です。
 
静岡市から三島へ、国道1号を使って行きます。じつは、ホテルの立体駐車場内で車が180度回転されていて、カーナビがしばらくめちゃくちゃで焦りました。国道1号の該当区間は、信号が少なく、ほとんど高速道路のようなところもありました。と、途中でうっすらと、富士山が見えるではないですか。

これは道の駅富士に寄って、展望室から撮った写真。いやあ、なんとか富士山が見られてよかった。
 
 
三島近辺は、いま大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でやっている北条氏ゆかりの地です。このあたりの、吹けば飛ぶような小さな一族だったのですね。それが、たまたま源頼朝と縁があったことで日本を支配するまでに至るというわけです。今回の旅行の最大の目的である伊豆長岡願成就院も、北条氏に関係があります。時政の建立ともいいます。



写真が撮れないのが残念ですが(寺のHPで美しい画像が見られます)、運慶作の阿弥陀如来坐像、不動明王立像(脇侍に制吒迦童子矜羯羅童子あり)、毘沙門天立像があり、すべて国宝の見事なものです。運慶の技量と精神性の高さを感じます。しばらく見とれていました。なお、説明して下さったのは西洋人のお坊さんでした。

庭の池でめずらしいカエルの鳴き声が響いていました。モリアオガエルということです。

北条時政(「鎌倉殿の13人」主人公義時の父親)のお墓がありました。
 
昼食は三島市内の「江戸変わりそば飯嶋」にて。天ぷら付きの三色蕎麦をいただきましたが、なかなかおいしかったです。
 
帰りは三島から新東名高速道路に乗り、四時間かけて岐阜まで。新東名は片側三車線、計六車線の立派なもので、最高速度は時速120kmに設定されています。120km/hで走り続けるのは、結構大変ですね。途中、何度も休憩して帰りました。総走行距離は二日間で 622.3km、ガソリンをほとんど使い切っての旅行でした。楽しかったので、近いうちにまたどこかへ行く予定です。