こともなし

曇。

大垣。
ミスタードーナツ大垣ショップ。エビグラタンパイ+ブレンドコーヒー404円。河合隼雄先生のエラノス会議講演録である『夢・神話・物語と日本人』を読み始める。河合先生の本を読むといつもいろいろ考えさせられる。明恵さんの話が特に心に残る。我々はこの現在において、心をいかに涵養していったらよいのか。誰の心だって無限に深いのだが、いまは深さの時代ではない。深さがなければ、高さもない。対立物の統合、相反するものの一致(coincidentia oppositorum)。心しかないのに、心が忘れられがちだ。ある意味で「自分などはない」(世界こそが自分である)のに、「自分」ばかりに拘る。言葉は心ではない、心が言葉を映しているだけだ。イメージも心ではない。たぶん、アーラヤ識も心ではない、一種の「物質」(=我々の心に映る影)だ。そんなことをとりとめもなく考える。

心が軽くなって自由自在というのは、よいことではないのかも知れない。我々はどこかに引っ掛かっていないと、何か健全でない感じがする。

大垣の水路沿いは桜がきれいで、たくさん人が出ていてカメラ(あるいはスマホ?)を向けていた。
帰りは道が随分と混んでいた。桜のせいかな?

新聞に載っていた国際政治学者の藤原帰一さんへのインタビューが印象的だった。ウクライナの戦争について、国際政治学者に解はないといっておられた。無力感のあらわれだろうが、これが正確なところだと思う。さかしらな「意見」が流通しすぎだ。藤原帰一さんの、NHKの「キャッチ!」の映画案内をいつもちょっと楽しみにしている。紹介された映画を、実際にはなかなか観ない(観られない)のだが。

ごろごろ。

夜。
RubyAtCoder