こともなし

晴。
寝坊。
 
スーパー。
 
昼から珈琲工房ひぐち北一色店。『コレクション瀧口修造1』の続き。「幻想絵画論」のエルンストとデュシャンの項を読む。いまはユーモアという言葉が死んでいるのでわたしはこの言葉が好きではないが、それにしてもデュシャンの事蹟を読んでいると、つい笑いたくなってしまう。ユーモラスというよりは、ファニー funny かも知れないが。ブッ飛んでいるのだ。ブルトンへの手紙で、デュシャンはこう書いているそうだ。「不信ということも、反対の信ということも私には興味がない。つまりウイとかノンとか、また無関心とも別なものがわたしにはあるのだ……」(p.182)御意。「無関心とも別」というのが、まさに皆さんわかるかなーというところだ。

 
 
帰りに肉屋。日差しはついに暑いくらい。外気は15℃。
 
 
日没前、一時間あまり散歩。今日春が来たと、認定したい。

















だいぶ歩いて鬱を散じられたかな。
 

 
夜。
ゆたさんから観るようにと指令が来たので、「けいおん!」(2009)を第2話まで観る。いや、おもしろいんだけれど、むちゃむちゃ百合くさい笑。女の子たち、あおむしみたいにふるふるしていて、つまんだらブチュと潰れて汁が飛び出そう。しかし、左京区その他の背景がときどきなつかしすぎますな。
 
 
デュシャン関係でカルージュの『独身者の機械』が読み返したくなったのだが、さて、どこにあるのやら。ウチのどこかにある筈なのだが。
 
備忘録。ロシアの戦術核だけでなく、戦略核までも戦闘態勢に入ったのか。戦術核は実際に使われる可能性が高くなったと或る専門家がいっていた。俄かには信じられんが。