こともなし

晴。
「超薄(アンフラマンス)」というのをすっかり忘れていたことに気づく。
 
今朝の朝日新聞に載っていた、町田康西村賢太追悼文が力のこもったものだった。
 
ごろごろ。
 
昼から散歩。






確実に暖かくなってきた。春の兆しも。
 
コロナワクチンの第三回目接種の予約をする。接種は三月冒頭の予定。
 
NML で音楽を聴く。■バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第二番 BWV1003 で、ヴァイオリンは諏訪内晶子NMLCD)。すばらしい。特に Andante。。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第二十二番 op.54 で、ピアノはスヴャトスラフ・リヒテルNML)。さすがはリヒテル、おもしろく聴かせる。
 
 
File76.ツイッターをやめたくなったとき背中を押してくれる本|昨日、なに読んだ?|西村 紗知|webちくま
これは(もちろんよい意味で)とても知的な文章だ。その射程はツイッターに限らず、現在の言論空間全体に及び得る。いま、語られていることよりも、誰が語るか、そして誰が誰に語るかの方が重要だ、というのは本当である。これは個人的なことだが、わたしもまた、ネットでは語る人に注目している。それは端的に、その人が「信用」できるかということになる。その「信用」というのは、なかなか語りがたいけれども。例えば、常に正しいことをいうから、信用する、というわけでもないのだ。「正しい」のレヴェルにも拠るけれど。
 しかし、読み返すと本当にすばらしい文章だな。「権威勾配」という概念の切れ味! 惚れ惚れしてしまう。筆者その人に関心が抱かれるところである。