こともなし

今日は晴れていい天気。

金柑を食う。
五十羽くらいのカラスがウチの上で乱舞していて、カアカアとうるさかった。何なんだ。

昼飯は焼きうどん。


珈琲工房ひぐち北一色店。『バーリン ロマン主義講義』の続き。第三章、第四章を読む。ハーマンときたら、今度はヘルダーか。ヘルダーも読んだことがないが、バーリンの筆によるヘルダーはおもしろい。ロマン主義者というよりは、反コスモポリタニズムとでもいう観点からしたヘルダーを扱っている。興味深い、なぜなら、田舎者、「田舎主義者」という一点から、わたしもまた反コスモポリタニズムの持ち主といってもいいようなものだから。もっともわたしが「田舎主義者」であるとすれば、それは理性によってそうなったというよりは、ただの田舎者であるがゆえにそうなったのだが。土着性というものに自然の無限を見るという、そういう田舎者なのである。これは patriotism といってもよいようなものだが、「愛国主義」と訳されてはだいぶちがう。鶴見俊輔の「愛郷心」と訳したに近いというべきだろう。もっとも、「愛」というのも既にちがう感じだが。
 バーリンという人自身がまた興味深い。繊細な手付きで思想を扱うが、根幹は骨太であり、しかも複雑な人である。本書でも、バーリンがいったいロマン主義に対して pro なのか con なのか、よくわからないのである。そんなところがおもしろい。もののよくわかった人というのは、誰もそんな感じだ。
 本書の扱うカントもわたしなどにはおもしろい。「教科書」の教えるカントとは、いささかちがったカントが見られる。ロマン主義とカント? まあそれ自体は意外でもないのかも知れないが…。バーリンはまた、ルソーを合理主義者と見たりする。そういえば、ルソーは自分では合理主義者として振る舞っていたのであり、ただ、死後ロマン主義化されたのだというようなことを、林達夫がさらりと書いていたな。

日没前、一時間ほどふらふら散歩。



カルガモたち。

わたしを警戒していて、何かあったらすぐ飛び立てる構え。




こんなところに、国土地理院の一等水準点が。これまで気づかなかった。

「大切にしましょう 水準点」の文字。

以下、近くの白山神社




行き止まりかと思ったら、抜け道が下っていた。

名鉄美濃町線琴塚駅ホーム。





寒かった。

夜。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第1話を観る。絵がとてもきれい。

NML で音楽を聴く。■藤倉大のピアノ協奏曲第四番「Akiko's Piano」で、ピアノは萩原麻未、指揮は下野竜也、広島交響楽団NML)。

シューベルト即興曲集 op.90 D899 で、ピアノは園田高弘NML)。

 
フー・ツォンの弾くモーツァルトのピアノ協奏曲の録音(参照)を聴こうと思ったら、録音バランスがめちゃくちゃだった。オケに音量を合わせるとピアノが小さすぎ、ピアノに合わせるとオケがうるさくて聴いていられない。メジャーレーベルなんですけど。