わたしという未熟者のおっさんは、ついムカついちゃう

雨。
ペイント弾を撃ち合う、サバイバルゲームの夢を見る。何だそれ。
昧爽起床。二度寝する。

ごろごろ。

強い雨。大きな亀が川から庭へ上がってきたのに老母が気づく。青いうちに落ちた柿の実を食べていたようで、そうして去っていった。

ごろごろ。
あんまりエラソーなことは言いたくないのだけれど、皆んな、いったん頭をカラッポにした方がいいと思うよ。いかに下らない記号で頭がいっぱいになっているか、わかるから。空疎で虚無に満ちた人間の方が、それよりずっとマシなんだよ。自分がカラッポでクソだってことを徹底的に肯定した方がいい。そうでないと、わたしという未熟者のおっさんは、ついムカついちゃうよ、おまいら、ニセモノのくせにあんまりエラソーだからさー。ってね。ごめんね、バカで。


鈴木大拙『華厳の研究』の続き。まったく自分の未熟さがわかる。先は長い。
「自分はどこから来て、どこへ行くのか」という問いに的確に応えることが重要だというのは、目からウロコであった。これは全方位で突き抜けるということの言い換えだと、わたしは思う。これは「意識と無意識」、また生と死の問題にも繋がる。

夜も強い雨