曇。
スーパー。また金券を使うの、忘れた。すぐ忘れる。
あんまりきれいなオレンジ色なので。前にもアップした「アンネのバラ」なんですけれども。
長時間、昼寝。
夕方、雷雨。
図書館から借りてきた、柴田南雄『王様の耳』読了。
世界は統一された唯一の文化になった方がよいのか、それとも個々のアイデンティティをもった、個性的な文化たちの集合体となった方がよいのか。わたしはこのどちらを選んだ方がよいのかさっぱりわからない。ただ、事実としては、メディアとインターネットと高速移動網により世界は前者に向かいつつあり、一方で理念的には、後者が正しいとされるのが現代であるように思われる。わたしたちは世界中で同じことを問題にし、同じ夢を見るようになってきていると、単純化していうこともできるだろう。柴田先生の本を読むと、そういう理念的なことを考えたくなるところがある。先生は、そういう理念的なことを、音楽として「感情」を土台にして解決していこうとなされた方であるようにわたしは受け取ったのだが。先生は西洋音楽の理念派の作曲家でいられたが、東洋・日本ということを考え抜いて音楽を作られたようだ。しかし、こういうインターネットというものがありながら、先生の音楽をさっとネットで取り出して聴くことがむずかしいというのは、どういうものだろうか。何か、ネットの発達の仕方が、まちがっているような気がするのだが。先生のような、「異物」をネットに注入せよと、わたしなどは思う。NML で音楽を聴く。■柴田南雄の「シンフォニア」、金管六重奏のためのエッセイ、「夜に詠める歌」、「トリムルティ」で、指揮は岩城宏之、NHK交響楽団、他(NML)。
柴田南雄:シンフォニア(1960 岩城宏之指揮/NHK交響楽団)/金管六重奏のためのエッセイ(1965 初演)/ソプラノと室内楽のための「夜に詠める歌」(1963 初演) 他
- アーティスト:岩城宏之
- 発売日: 2011/10/05
- メディア: CD
#
図書館から借りてきた、KAWADE夢ムック『大瀧詠一』にざっと目を通す。
『A LONG VACATION』をつまみ聴き(?)する。
- アーティスト:大滝詠一
- 発売日: 1991/03/21
- メディア: CD