こともなし

晴。

スーパー。


バイデン大統領の記者会見をテレビニュースで見たが、中国との対立を「民主主義と専制主義の闘いだ」とはっきり言った。わたしが大統領であるかぎり、決して負けないとも。特に意外な発言とは思われなかったのか、これが抜け落ちているメディアもあるが、わかっていないな。イデオロギー的対立ということである。「民主主義と専制主義の闘い」は、今世紀(前半)の世界を動かす基本的な構図になるだろう。そして前者が勝つかどうかは、決して自明ではない。既にクローズアップされている地球環境問題においても、民主主義の方が有効でない可能性も充分にある。それでも国際協調主義に基づいた民主主義を選ぶべきだというのが、いまのところは「もっとも満足すべき正義」なのだろうな。
 しかし、民主主義も「管理化」されざるを得なくなるのがこれからの時代だ。民主主義と専制主義は、事実としては互いに接近していくことになるだろう。「管理」は現在でも重要な概念であり、自由の領域はさらに縮減されていくことになる。特に個人の内面すら様々な手法により管理されていくことになるし、既にそれは日々現実化している。

ディストピアが到来しつつあるが、それはユートピアと認識されつつやってくる。まさにSF的世界だ。我々は管理された方がラクなのだ。そういえば、「奴隷状態における幸福」という序文のついたポルノグラフィが、かつてあったっけ。


昼寝。

夕方、70分ほど散歩。世界が美しすぎて写真を撮ろうという気があまりなかったのだけれど、帰宅して見てみたらいっぱい撮ってた。

ウチの庭。

ウチの桜。


連翹。

飛行機雲。













連翹としだれ桜とオービス



出かける前にある論文を読んでいたので、それで「自分の性規範は完全に時代遅れだな」とか思いながらとぼとぼ歩いていた。性幻想は完全に社会的なもので、生物学的基礎をまったくもたないのだろうか、とか。いずれにせよ、そんなことはどうでもいいのだが。ジェンダー的な男女の区別がなくなろうが、人間はそれにそれなりに慣れてしまうのであろうな。

夜。
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』最終話まで見る。また終わっていない…。