こともなし

日曜日。
昨晩は、中沢さんと内田樹の対談集を読んで寝た。まだ震災前の対談なので、口調がだいぶ楽観的だ。いまでは古くさい日本、世界の中で「特殊な」日本、ガラパゴスな日本というのは揶揄や侮蔑の対象であるが、そんなんじゃない、それの基盤こそが人類の思考法としてはむしろ当り前のそれだったのだ、というコンセプトは、わたしの常々思っていることで我が意を得た。でもまあ、そういう発想はそもそも中沢さんその他の態度を学んだからこそ得たものだろうから、別に中沢信者としては不思議なことは何もない。内田樹はあまり好きになれないが。

深夜、胸が苦しくなって目覚める。口の中をすっきりさせたかったので、モンダミンで口内を洗浄してまた寝る。
曇。

午前中、甥っ子の勉強を見る。高校物理。浮力の反作用は何だろうというのを忘れていたので、考える。例えば、台はかりの上に水を入れたビーカーが置いてあって、その水の中に糸で吊るしたガラス球が入っている。糸の張力が求めたいとして、それはガラス球の重さから浮力を引けばよいので、ガラス球の重さがわかっていれば、浮力を求めればよい。では、それには台はかりの数値をどう使えばよいか。それは、浮力の反作用が「下向きに水に対して加わる」ことがわかれば求められる。すなわち、台はかりの数値から「ビーカーと水の重さ」(がわかっていれば)を引けば、浮力が求められる。ゆえに、糸の張力を求めることができる。(以上、単位は適当に換算して下さい。)
昼食は甥っ子と博多ラーメン「まっしぐら」にて。
昼からもお勉強。明日も見る予定。


遅くまでコーディング。