こともなし

晴。
エンタメ的な夢を見ていた。「銀河英雄伝説」みたいなの。妄想。

NML で音楽を聴く。■バッハのフランス組曲第一番 BWV812 で、チェンバロはクリスティアーネ・ジャコテ(NML)。

ベートーヴェン弦楽四重奏曲第一番 op.18-1 で、演奏はスメタナ四重奏団(NML)。

Complete String Quartets

Complete String Quartets

 
スーパー。

何かあったときに非難されないように。自分が責任を取らされることのないように。自分の頭で考える以前の問題。
例。あなたは警官である。ひどい雨で、土砂崩れの恐れがあるため、道路を封鎖するように命じられた。そこへ車がやってきて、「急病人なんです。この道を通らないと、病院へいけません。通して下さい」といわれた。このとき、例えば三通りの対応が考えられる。1.命令だから通せません。2.自己責任でお願いします。それを文書化し署名して下さい。3.いざとなったらわたしが責任を取ります。お通り下さい。さて、ほとんどの人は1を選択するだろう。稀に2.しかし、3はまずあり得ない。
ああ、「上司に連絡してみます」ってのもあるな。責任の先送りというやつである。選択は上司に任されたということだ。じゃあ、あなたがその上司だったら? 以下同じ。
ああ、「あなたの命を危険にさらすことになるからダメです」ってのもあるか。実際はこれもありそうだな。これは一種のパターナリズムである。パターナリズムもいまの日本では非常に多い。もう少しわかりやすい日本語だと、「余計なお世話」かな。しかし、パターナリズムと言った方が、誰が意思決定をするのかという問題だということが、はっきりするところはある。

昼寝。

図書館へ返却に。何となく一冊も借りなかった。
市民公園の樹樹がきれいに色づいていたので、散歩。カメラを持ってこればよかったかな。おっさんひとりで歩いている人は他にいなかったですね。もう陽が下の方だったので五時くらいかなと思ったら、まだ三時半だった。どこかで「となりのトトロ」の歌が流れていた。
餅信に寄る。ここは創業が大正九年なんだって。なるほど、大正、昭和、平成、令和と続いてきた和菓子屋が町にあるというのは、それなりに豊かなことなのかなと思ったり。


ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第一番 op.78 で、ヴァイオリンは川口堯史、ピアノは橋本京子(NML)。なかなかよかったな。

ベートーヴェンの六つのバガテル op.126 で、ピアノはヴァレリー・アファナシェフ(NMLCD)。名演という他ないな。これが NML で聴けてしまうのか。


夜、オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』を読み始める。第一部読了。