こともなし

晴。
早起き。

NML で音楽を聴く。■モーツァルトのピアノ・ソナタ第十番 K.330 で、ピアノはシュ・シャオメイ（NML、CD）。■ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第四番 op.23 で、ヴァイオリンは千住真理子、ピアノは横山幸雄（NML）。

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol. 2

■レベッカ・クラーク（1886-1979）のヴィオラ・ソナタで、ヴィオラはイ・スミン、ピアノはリム・ヒョスン（NML）。

Clarke, Vieuxtemps Sonatas & Capriccio

■リゲティの練習曲集第二巻で、ピアノはエリック・ヒューブナー（NML、CD）。■石井眞木（1936-2003）の「For Lily （サーティーンドラムス・パラフレーズ）」で、打楽器は藤井はるか、山下雅雄、マリンバは藤井むつ子、ヴィブラフォンは藤井里佳（NML）。

Ingredients

　
30分ほど昼寝。

県図書館。
ミスタードーナツ バロー市橋ショップ。エンゼルフレンチ＋ブレンドコーヒー429円。ジョージ・オーウェル『あなたと原爆』を読み始める。エッセイ集で、どれも心震えた。100ページくらい読んでいくつもりだったが、「象を撃つ」までの六篇で止めておいた。オーウェルのエッセイは、先日少し書いたように学生の時に多少読んでいて、それなりに中身は読めたと思うのだが、この歳にして再読してみて、オーウェルのような人は滅多にいない、いまの日本にもまずはいない、ということだけは、かつてはわかっていなかったなと思った。いまの日本にも、オーウェルより深い知識をもっている人はたくさんいると思うし、オーウェルより頭がよい、文章がうまい人もたくさんいると思う。オーウェルと同じくらい誠実な人も少なくないだろう。でも、やはりオーウェルのような人はまずいないので、それはどういうことなのか。わたしは自分の感動をこれ以上分析するつもりはないけれども、ただ、ここで読んだエッセイたちは多かれ少なかれ、政治に関係していないものはないが、それにもかかわらずじつに「静かな文章」なのが心に残った。この「静けさ」が稀だということは、かつての自分にわかっていなかったことだと思う。

あなたと原爆　オーウェル評論集 (古典新訳文庫)

　

日没時、30分ほど散歩。もう五時くらいで日の入りなのだな。

スズメたち。

電線だらけ。いちばん高いのが伊吹山。


小さく月。

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