日曜日。昧爽起床。
『心は孤独な狩人』を読む。
晴。
脳みそがからっぽで何もしたくないので、パソコンでめずらしくBGMを流して(わたしは基本的に音楽を流しっぱなしにしない)ごろごろしながら iPad mini でネットを見る。怠惰だなあ。
以前購入しておいた、「アナログ音声→MP3」変換器を使ってみる。MD の音楽を MP3化したいのだけれど、アナログ出力を使っているから、空白部分などやはり多少のホワイトノイズは已むを得ないなあ。まあ、安物だし。MP3 ファイルの分割は Audacity を使ってみようかと思ったのだが、いまいちよくわからない。仕方がないから ffmpeg + Ruby とかでやってみるかな(参照)。
昨日甥っ子が自転車の鍵を忘れていったので、妹夫婦がわざわざ名古屋から取りに来る。おぼっちゃまのために大変だこと。お茶を飲みながら、甥っ子たちの受験の話とか、皆んなでいろいろしゃべる。
スーパー。
お昼はうどん。
サブ機の Ubuntu 20.04 LTS を 20.10 にアップグレードする。
ゴリラだからあんまりかわいくないかなあ。
珈琲工房ひぐち北一色店。『心は孤独な狩人』を読む。
図書館から借りてきた、カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』読了。村上春樹訳。
- 作者:マッカラーズ,カーソン
- 発売日: 2020/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
それにしても、小説全体がじつにクラいし、最後もまったく救いがない*1。あんなに輝いていた少女は、大人の女になって見事に凡庸化する。空虚な中心が失われ、世界は遠心力でバラバラになっていく。確かに「筆力」に引き込まれてぐいぐい読まされたが、つらい小説だった。わたしにとっては。
*1:一見救いがありそうな描写になっているが、こんな取ってつけたような終わりにダマされる者がいるのかという感じである。全然説得力がない。