日曜日。晴。
昨晩は「青春ブタ野郎」を見ていたせいでなかなか寝付けなかったな。
NML で音楽を聴く。■ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第七番 op.97 で、ヴァイオリンはレオニード・コーガン、チェロはムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ピアノはエミール・ギレリス(NML)。
Beethoven 2020 – Historical Recordings
- 発売日: 2019/11/01
- メディア: MP3 ダウンロード
スーパー。
昼食は冷やむぎ。
「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を見る。
劇場版。なんとかハッピーエンドということかな。まあ終わっていないけれど。ホント、どうなるかと思った。シリアスすぎてしんどかった。
「多世界解釈」*1ということかな、で、時系列が錯綜しすぎてちょっとわけがわからなくなった。誰がいつ何を知っているのか。これ以上書くとネタバレになるので止めておきます。エンタメで「死」を扱うのはむずかしいな。確かに感動するものは作れるけれど、わたしはこれまでのテレビ版の方がまだ気楽でいいかも。
あとあまりにもどうでもよくて申し訳ないのだが、「麻衣ちゃんツンデレ説」つーのがありまして。でもこれは、彼女のCVの人もやんわり疑問を呈していたように、僕はちがうと思う。僕はそもそもアスカ的な「ツンデレ」という言葉があまり好きではないのだが、それはいいとして、どうして
こういうことになる女の子がツンデレなんだ? 僕は、麻衣ちゃんのツンデレっぽいのは、好きな男の子に強がってみせる年上の女の子が、ふつうに出ているだけだと思う。全然ツンツンしてない。ついでに、それに対して、彼女にベタ惚れの筈の咲太がみょーに「余裕ぶっこいて」いてかつやさしいので、まあなんつーかよいですねみたいなことに我々はなるのだと思いますよ、わたしは。
#
夕方、庭の柿の落ち葉を掃いて焚く。
「林間に酒を煖めて紅葉を焼く」という漢詩があったな。ま、それに比べれば無風流もよいところだが。
早寝。
*1:後記。「多世界解釈」というわけではないのかな。ストーリーのキーになっている「観測されなければ存在が確定しない」というのは、量子力学の基本だ。(でも、観測されるというのは例えば古賀ちゃんに見てもらうこと笑ではなくて、とにかく粒子の位置と運動量を確定させるということなのだけれど。)で、あとは、エンタングルした粒子による「量子テレポーテーション」と。これを粒子レヴェルではなく、マクロな存在に適用しているのがこの「青春ブタ野郎」の仕掛けというわけだが、まあそんなことを咎めても仕方がないか。遊びですからね。
よく考えると、わたしはマクロな存在が量子力学的に「観測される」というのは、どう考えたらよいかよくわからないな。「シュレーディンガーの猫」とかはまさにこれをやっているようにも見えるが、実際は飛び出す放射線をガイガーカウンターでキャッチするときに観測が行われているだけで、わたしには猫の生死が不確定になっているとはどうしても思えないのだが。ま、これは優秀な物理学者たちが考えてきてもわからなかった難問ですね。