こともなし

晴。
昨晩はやはり疲れすぎていて、明け方二時間ほどしか寝られなかった。しかし、暗い気分ではない。妹は習慣で早く起きていて、僕としては結構にぎやかに朝食をとった。老父はよく眠れたようだ。

昨日は岐阜でも例のコロナウイルスの感染者が出たが、あんまり過度に心配しても仕方がないので、やはりマスク・手洗いかなという話になる。感染者が名鉄各務原線犬山線)を使っていて、結構近いなという印象。正直言って自分だけなら大丈夫だと思うが、老母のことがあるので拾うわけにはいかない。なお、この話題はこのブログではあまり触れるつもりはない。もちろんいろいろ心配は心配だけれど、ネットが(社会が?)異様なことになっていてついていけないので。

洗濯、風呂掃除。

老母からもってくるものについての電話があったので、妹に行ってきてもらう。全身麻酔の手術の翌日にしては元気だったそうで、とりあえず安堵した。だいぶ長くしゃべっていたそうである。
スーパー。妹に作ってもらうものの材料を買ってきた。


三人でコメダ珈琲店各務原那加住吉店にて昼食。わたしはいつものやつ。老父はえらく甘いもの(小倉サンドみたいなやつ)を注文したので、歳をとって変ってきたなあと思った。もしかしたら、いまではわたしより甘いもの好きな気がする。だから、元気なのかも知れない。妹はコメダは何年ぶりかだといって、メニューをいろいろ見ていた。義弟が好きなのがあったのだよね。いや、まだあるけれど、経営者が替って全国展開するようになって、コメダもだいぶ変った。

妹が三日分くらいの夕飯を作ってくれた。いろいろ二人で考えたので、たぶんそれくらいは大丈夫だと思う。妹はこれくらい簡単だよというのだが、わたしではまだ、なかなか。ちょっと燃え尽きたし。感謝である。たぶん、老父がいちばん喜ぶだろう。わたしはまだサボる気だけれどね(ごめんなさい)。


面会。妹から聞いてはいたが、思ったよりずっと元気そうで安心した。もう水も飲んでいいし、我々が行ったときちょうど歩く試みがあって、大丈夫だった。よい感じ。我々はだいぶ長いこといたが、さほど疲れているようにも見えなかったし(わからないけれど)。

妹帰る。いつもながら助かった。感謝。

市のクーポンがあったので、掛かりつけ医のところで無料検査をする。

明日甥っ子の勉強を見る予定なのだけれど、妹が迎えに来るというのだよなあ。電車で帰るのはウィルス感染のリスクがあるというのだけれど、老母のことが気になるのもあるだろうな。でも、老母は却って心配すると思うので、無理しなくていいよとは言っておいた。もちろん、妹の判断だけれど。我々の方は、確かに頼りないが何とかやるし。

夕食は妹が作っておいてくれた、大根と牛肉細切れを煮込んだ料理。初めて食べたが、おいしかった。量がたくさんあったのは、あさっての昼とかに食べられるようにかな。あと、ウチの菜の花の辛子和え。

老母が長く入院しているので、看護師に忘れられるというのはふつうだというか、別にめずらしくもなんでもないことがわかるようになってきた。もちろん大事なことはチェックが入るので、そういう経験はないしあったら大変だが(いや、結構大事で、妹が気づいたとか、いくつかあった)、ちょっとしたことは結構忘れられる。特に、老母のようなまああまり手のかからない(?)入院患者は特になのかも知れない。それもこれも、看護師の人たちがじつに忙しいからで、仕方がない面もある。手のかかる患者も少なくないし。ただ、やはりよい看護師というか、看護師に向いている人と、そうでない人がいるというのも、やはり当たり前のことかも知れないと思うようになった。わたしは傍から見ているだけなのでどれだけ的を射ているかわからないが、よい看護師というのは、例えばやさしい人だというのはちょっとちがうかも知れないと思う。どちらかというと、やさしくないことはないが、むしろ落ち着いていて、頼りになる感じが態度から滲み出ているとか。で、自然に気が回る。あくまでも傍から見た印象であるが。あと、経験もあるかも知れないが、患者の立場が想像できるかどうかというのがあるような気がする。それは、想像力の問題ですね。規則で決まっていて仕方がなくても、それをすると患者が痛い、苦しいとわかっているかどうか、とか。いや、わたしが入院しているわけでないけれど、そんなことを考えていた。

そもそも、例えばつらくてぼーっとしている患者に、ポンポン言ってもわかっていないかも知れないということが、わからないタイプの看護師が居るのじゃないかと思ったり。想像力の問題とは、例えばそういうことかな。それから、テキパキやるから有能、ともいえない気がする。そういうことは、あまり関係ないのかな。

もちろん看護師というのは患者に結構残酷というか、こんなことをするの、させるのというようなことをしたりさせたりしないといけないので、患者が嫌がっていたってやることはやらないといけないのだが(それが患者のためなので)、その上でのことである。で、昔は「看護婦さん」という呼び方があったのだが、何となくそういうことはやはり女性が向いているところが多いような気もしますね。男性は、意外とうまくないのじゃないかなあ、少なくともわたしには絶対ムリ。