こともなし

晴。

午前中、甥っ子の勉強を見る。

曇。
ミスタードーナツ イオンモール各務原ショップ。ふんわりドーナツ ホイップ+ブレンドコーヒー399円。東浩紀さんの哲学的エッセイ集を読む。僕は東さんは才能のある思想家だと思っているし、リスペクトしていないわけではないが、それにしても自分と東さんでは生きている環境がまったくちがう。比較するのもバカげているが、東さんは東京在住で、娘さんと奥さんとの三人家族であり、基本的にオタク文化を擁護肯定している。わたしは地方在住で、老父母との三人家族であり、基本的にオタク文化を知らない、端的にいって能力も大してなく時代遅れの人間である。たぶんそのせいもあって、東さんの言葉はどうしてもわたしの心に強く響いてくることがない。おそらくわたしなどは、東さんの眼中にない類の人間なのだと思う。別に自己卑下しているわけではありませんよ、わたしは。素直にそう思っているだけだ。まあしかし、この本は適度に読みやすく、適度に反発させられ、適度に考えさせられる。それで何がいけないだろうか? これからも東さんの本は読むだろう。

NML で音楽を聴く。■シューマンの「ダヴィッド同盟舞曲集」 op.6 で、ピアノは片山敬子(NML)。また片山さんを聴いてみた。射程の大きさがまずは印象的である。ゴツゴツしたピアニズムで、お世辞にも流麗とはいえないが、そのぶん魂に食い込んでくるかのようだ。感動的な部分もたくさんある。わたしは充分満足した。

片山敬子 ピアノ・リサイタル シューマン モーツァルト ショパンを弾く

片山敬子 ピアノ・リサイタル シューマン モーツァルト ショパンを弾く

ショスタコーヴィチピアノ五重奏曲 op.57 で、ピアノはジョン・ビンガム、メディチ弦楽四重奏団NML)。
Octet Pieces / Quartet 8

Octet Pieces / Quartet 8

バルトークの「コントラスツ」で、クラリネットマイケル・コリンズ、ヴァイオリンはシャンタル・ジュイエ、ピアノはマルタ・アルゲリッチNML)。