津野海太郎『最後の読書』

日曜日。雨。

昼から雨の中、肉屋。

寝ていた。起きたら夜だった。

NML で音楽を聴く。■バッハのパルティータ第三番 BWV827 で、ピアノはシェン・ユエン(NMLCD)。自由を感じさせるバッハ。少しシェン・ユエンがわかってきた感じ。■モーツァルトのピアノ・ソナタ第二番 K.280 で、ピアノはレオン・マッコウリー(NMLCD)。■ベートーヴェン交響曲第四番 op.60 で、指揮はルネ・レイボヴィッツ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団NMLMP3 DL)。いやあ、すばらしい。第一楽章の Allegro Vivace に入るところでは、ビンタを喰らったみたいに、目が覚めるように感動させられた。レイボヴィッツベートーヴェンの指示したメトロノームを尊重した濫觴であるそうで、全体的にテンポが速いが、ただ速いだけではなくてそれなりの表情をきっちり付けているところが非凡である。レイボヴィッツベートーヴェンはもっと聴こう。■ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第一番 op.78 で、ヴァイオリンはゲオルク・クーレンカンプ、ピアノはゲオルク・ショルティNML)。1947年の古いモノラル録音で、マスターのヒス・ノイズが除去しきれていないが、ヴァイオリンもピアノも音は充分生々しく、聴くのに支障はない。演奏はなかなか立派なもので、堪能した。ショルティはピアノも上手かったのだよね。

BETHOVEN,MOZART,BRAHMS

BETHOVEN,MOZART,BRAHMS

■ジョン・ダウランドの「ファンシー」、「別れを惜しんで」、「ハンズドン令夫人のパフ」、「ウィンター夫人の跳躍」、「ファンシー」、「エリザベス女王のガイヤルド」、「靴屋の女房」、七つの幻想曲 ~ 「告別」で、ギターはマイケル・バトン(NMLCD)。■ストラヴィンスキーバレエ音楽ペトルーシュカ」で、指揮はルドルフ・アルベルト、チェント・ソリ管弦楽団NML)。これは爽快なペトルーシュカペトルーシュカ大好き!
Stravinsky: Petrouchka / Le Sacre Du Printemps

Stravinsky: Petrouchka / Le Sacre Du Printemps

あんまり爽快な演奏なので若い指揮者かと思っていたら、もう亡くなっていた(1918-1992)。■シュトックハウゼンの「コントラプンクテ」で、指揮はピエール・ブーレーズ、ドメーヌ・ミュージカル管弦楽団NML)。CD だと10枚組の「現代音楽」選集。「1956-1967」とあるので、もうだいぶ昔だ。
Le Domaine Musical 1956

Le Domaine Musical 1956

このディスク・セットはここで聴き始めているのだが、途中で腰くだけになっているみたい。


図書館から借りてきた、津野海太郎『最後の読書』読了。

最後の読書

最後の読書