こともなし

晴。

NML で音楽を聴く。■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第一番 op.18-1 で、演奏はカザルス四重奏団(NML)。

BEETHOVEN/ COMPLETE STRING QUARTETS

BEETHOVEN/ COMPLETE STRING QUARTETS

■フランクのピアノ五重奏曲で、ピアノはミシェル・ダルベルト、ノーヴス弦楽四重奏団NML)。吉田秀和さんはフランクは最晩年以外クソとおっしゃっていたので(誤読ならお許しを)、フランクの好きな僕はつらい。この演奏は理想的なそれかはわからないけれど、とにかくなかなか演奏されない曲をやってくれてありがとうである。
フランク : ピアノ作品集 / ミシェル・ダルベルト & ノーブス・クァルテット (CESAR FRANCK : PIANO WORKS ・ QUINTET / Michel Dalberto & Novus Quartet) [CD] [Import] [日本語帯・解説付]

フランク : ピアノ作品集 / ミシェル・ダルベルト & ノーブス・クァルテット (CESAR FRANCK : PIANO WORKS ・ QUINTET / Michel Dalberto & Novus Quartet) [CD] [Import] [日本語帯・解説付]

 

伊勢崎(「崎」の字は正しくはこれにあらず)さん、そう誰もかも敵に回してどうするのだと思っていたけれど、やはり言わねばならぬことは言うというのでブレていないのはやはりこの人だなと思う。新刊の鼎談、買おうかな。でも、「沖縄独立」は、我々は確かに密かにそうは思ってはいたのだけれど、やはり伊勢崎さんのような著名人が言うのはちょっとマズイのではないかと思わざるを得ない。我々ならともかく、伊勢崎さんもそこまで追い詰められているのか。さても、わたしは教条主義的パヨク(「パヨク」ってのも最近使われない言葉だけれど、ちょっと愛着があるので使う)にすぎないけれども、右も左もクソだというのは本当にそう思うし、自分でも恥ずかしくは思う。でも、自分は何もしないのだ。最低だな。


ミスタードーナツ イオンモール各務原ショップ。もっちりフルーツスティック シナモン+ブレンドコーヒー410円。『鬼子の歌』の続き。尾高尚忠、別宮貞雄、諸井三郎の章を読む。これでようやく半分くらいで、なかなか進まない。かなしげな本ではあるのだが、相変わらず本気で書いているのかよくわからない過剰があって、つい笑ってしまう。もっと笑いを、であるな。ところで本書の副題は「偏愛音楽的日本近現代史」であり、「日本近現代史的偏愛音楽」ではないのだが、これだとやはり本書はかなしい本になってしまうのではないか。でも、やはり音楽の本としか自分には思えないことであるが。

カルコスに寄る。四冊ほど見たい本があったのだが、どれも置いていなかった。もう誰かが買ったのか、最初から入っていないのか、どうなのかな。平日の夕方とかそんなものかも知れないのだが、書籍のコーナーにはほとんど人がいない。結局、何も買わずに帰る。
 そういや片山杜秀さんの新書本もちょっと覗いてみた。いまひとつ買う気になれないのだが、片山杜秀を評価しようとすれば、これらのたくさんある新書本も考慮に入れないといけないのだろうな。音楽の本とは少し雰囲気がちがうね。

片山さんは中沢さんを題材にふざけた文章でも書くとおもしろかろうに。中沢さんもふざけてかマジメにか、おもしろい応答をしてくれるのではないかなあ。

しょうもないことをしていた。